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Channel: 修学旅行 沖縄自然体験学習プログラム|株式会社シーサー
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オニヒトデはなぜ大発生するの?

自然現象であるという説と人間活動の影響であるという説がありますが、まだ明確な結論はでていません。オニヒトデは20世紀のはじめにも大発生したことがわかっています。よくいわれているのは、陸上から栄養が多量に流れてくると、オニヒトデの幼生の食物である植物プランクトンが増え、生き残る幼生の数が多くなるという説です。

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サンゴの白化って何?

サンゴの体内にすんでいる褐虫藻は、直径が約10マイクロメートル(10μm)のとても小さな単細胞の植物です。温度が高い、あるいは温度が低い、さらには強い紫外線などに曝されると、褐虫藻はサンゴの体内で異常をきたし、光合成回路に問題が生じます。そのため褐虫藻は色素を失ったり、あるいは死滅したりします。サンゴの体内からは一部が抜けだしますが、大部分はサンゴ体内で色素を失います。そのため、サンゴの骨格である炭...

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サンゴも病気になるの?

サンゴの表面に白色や黒色の帯や、黄色の斑点が現れる病気が世界中のサンゴ礁で確認されており、大量に発生する場合、死亡につながります。原因はウイルス、バクテリア、カビなどであろうと考えられていますが、詳しい研究ははじまったばかりです。

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宇宙からサンゴ礁が見えるの?

人工衛星が取得するデータを使い、リモートセンシングの技術を活用してサンゴ礁のモニタリング調査がおこなわれています。地球観測衛星のランドサットは、観測しようとする対象の反射する光の波長を認識して観測し、そこに何が存在するかを明らかにすることができます。したがって答えはイエス(YES)です。

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サンゴ礁がなくなってしまうって本当?

サンゴ礁はさまざまな要因によって撹乱を受け、その面積が減少しています。地球規模サンゴ礁モンタリングネットワークという組織が定期的に世界のサンゴ礁の状況をまとめています。2008年に発行された報告書によると、約28万k㎡と推定されている世界のサンゴ礁のうち、約55%が危機的な状況にあると報告されています。その程度は場所によって異なり、東南アジアで残っているサンゴ礁はわずかに15%ですが、タヒチやハワイ...

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なぜサンゴ礁は大切なの?

私たちはサンゴ礁からたくさんの恵みを受けて暮らしています。漁師の皆さんにとってサンゴ礁は生活の場です。漁師さんが獲ってくれる魚たちは、私たちの暮らしを支えてくれます。台風時の高波はサンゴ礁で弱められますから、サンゴ礁は自然の防波堤です。美しいサンゴの森をカラフルな魚が泳ぎ回っている景観は、心の安らぎを与えてくれると同時に観光業を支えています。近年頻繁に起こる白化現象は、私たちに地球環境の異変を教えて...

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サンゴ礁に値段はつけられるの?

自然の価値をお金に換算することは簡単ではありませんが、最近いくつかの方法で試算されるようになりました。サンゴ礁を訪れる観光客が旅行に要する費用や、サンゴ礁から水揚げされる魚介類の漁獲高などを価値と考えるものです。もちろん、自然そのものの存在意義など、お金に換算できない価値もあります。これらはサンゴ礁が美しく、健康な状態で維持されているからこそ存在する価値です。

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サンゴ礁を守るためにどんな活動がおこなわれているの?

大切なサンゴ礁を保全するために私たちにできることはないでしょうか。大きな魚が美しいサンゴの森を泳ぎ回る、昔のすばらしいサンゴ礁を取り戻そうという試み(自然再生事業)が環境省等によってはじめられました。サンゴ礁に関わっている立場が異なる多くの皆さんが一緒になって議論し、サンゴ礁を撹乱する要因を取り除くための具体的なプランを作成し、実践しようとしています。また、子供の頃からサンゴ礁に限らず身近な自然に触...

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高水温下におけるサンゴの応答:ものを言う科学物質

サンゴとサンゴ礁を取りまく環境は年々厳しさを増している。気温の上昇とともに、海水温も年々上昇する傾向がある。これは、地球温暖化の影響である。また、大気中の二酸化炭素濃度の増加は、海水中の二酸化炭素濃度の増加にもつながり、いわゆる海洋酸性化を引き起こしている。さらに紫外線の増加も懸念されている。このような海洋酸性化を引き起こしている。さらに紫外線の増加も懸念されている。このような地球規模の影響だけでは...

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サンゴは植物? 動物?

サンゴは植物だろうか。海底にじっとしていて動かないし、形は樹木のようなものもあって、植物のように見える。実際、一八世紀頃まで博物学者たちは、サンゴを植物だと考えていた。しかし実は、サンゴはイソギンチャクと同じグループに属する動物である。サンゴもイソギンチャクも、それからクラゲも、「刺胞動物」という動物門に含まれる。...

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サンゴとサンゴ礁

さらにこうしたサンゴ群体の石灰質骨格がどんどん積み重なって作る地形が「サンゴ礁」である。海面近くまで積み重なって防波構造物になる地形をサンゴ礁という。サンゴ礁の地形を作る生物は、サンゴだけでなく、有孔虫、貝類、石灰質の骨格を持つ藻類(主に紅藻類)などさまざまである。しかし、サンゴ礁の頑丈なフレームワーク作りの主役は、やはり造礁サンゴ類である。...

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植物を共生させるサンゴ

造礁サンゴが浅い海に住んでいるのには理由がある。サンゴの生育のためには太陽の光が必要だからである。太陽の光が必要な理由は、サンゴが体内に植物を共生させているためである。海水は光を吸収するから、どんなに澄んだ海水でも水深20メートルでは海の表面の1~2%程度の光しか届かない。40メートルも潜ると、快晴の昼間でも夜のように真っ暗になってしまう。これでは効率のよい光合成はできないから、造礁サンゴは水深20...

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白化とは

白化とは、サンゴ体内の共生藻が抜け出してしまい、サンゴの石灰質骨格の白い色が直接見えてしまう現象である。サンゴの緑や茶色、黄色などさまざまな色は、サンゴのもっている色素と体内の共生藻とによるものである。しかし共生藻が抜けると、サンゴは無色透明になってしまう。この透明の体を通して群体の下にある石灰質骨格の白い色が直接見えてしまうのが白化である。...

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美しい生態系

サンゴ礁は、ダイビングをする者にとって憧れの場所である。サンゴの間を色とりどりの魚が群舞する様は、陸上の世界では体験できないものである。運がよければ、マンタという大きなエイやウミガメ、ウミヘビ、ことによったら悠然と泳ぐサメを見ることができるかもしれない。サンゴ礁のことを本当に知りたかったら、皆さんも部屋の中で本を読む前に、水中マスクとスノーケル、足ヒレをもって南の島に行ってみることである。私はこの感...

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掠メニュー表はこちら量㈱シーサー修学旅行メニュー表(2019年).pdf※メニューごとの詳細については、マリンメニューまたはアウトドアメニューのページをご覧下さい。

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